カテゴリー: 小坊主物語
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第七章 闇を歩く灯(春霞)~法灯明・自灯明~
霧に閉ざされた山道。己を灯火(ともしび)として踏み出す一歩 長い冬が終わり、山々が淡い緑に包まれ始めた春のこと…
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第六章 無言の汗(厳冬)~無功徳~
誰に見せるでもない、便所掃除の雑巾が描く「清浄」の輝き 雪がちらつく厳冬の頃、寺の屋根の吹き替え工事が決まった…
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第五章 一杯の白湯(初冬)~喫茶去~
欠けた湯呑みに注がれた、都の菓子より甘い「真心」の味 木枯らしが吹き始め、冬が到来した。朴念は老師の荷物持ちと…
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第四章 背負う重さ(晩秋)~自他不二~
肩に食い込む薪の重みが、なぜか凍えた胸を温めてゆく 二度目の秋も深まり、朝晩の冷え込みが厳しくなってきたある日…
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第三章 砂紋の機微(仲秋)~随処作主~
掃いているのは砂ではない。今、この瞬間の世界を描く 寺には、老師が大切にしている「枯山水」の庭があった。白砂と…
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第二章 流転する光、舞う葉 ~不立文字~
雪の白さと竃の火。言葉を越えて網膜に刻まれる万物の移ろい 「今日からお前は『朴念(ぼくねん)』だ」 山門をくぐ…
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第一章 乞食坊主と直介
「神童」の没落。橋の下で出会った、墨よりも深い闇 田舎の商家の三男坊として生まれた直介(なおすけ)は、小柄で栗…
